2019年1月25日(金)
今日は小学校でのスクールカウンセラーとしての勤務でした。
ところが仕事中に息子の幼稚園から迎え要請の呼び出しが(汗)。
同級生数名がインフルエンザなので、微熱レベルでしたが大事をとって。
1年生たちと教室で給食を食べてから早退させていただきました。
給食の時に流れる、昼の放送。
小学生の放送委員の棒読み、たどたどしさが愛らしいです。
今日は何の日というので、
1月25日は日本で観測史上最低気温を記録した日だそうです。
詳しくはこちら(今日は何の日)をご覧ください。
あくまで公式記録ですが1902年に北海道旭川でー41℃を観測したそうです。
-10℃前後を長野のスキー場で経験しましたが、
ー40℃は想像がつきません。
(河口湖からの富士山 富士山も雪が少なめです)
「想像がつかない」
臨床心理学・精神医学の対象となる人の異常心理というのも
一般人には想像がつきにくいことがあります。
人間を理解するにはその個性を理解するとともに、
人類史の歴史的事例や統計的な理解も必要です。
精神医学上の診断というのも、おおまかな捉えとして参考になります。
「病を対象とするではなく病める人を援助する」のが対人援助職だ思います。
症状に悩み苦しむ、目の前の人の理解こそ大事。
想像できないことも、理解する姿勢が援助職には求められます。
どうしてそんなことになるの!?
対処行動の一環の異常さを社会適応という正常になれば
生き方は少し楽になる。
そういう目線を持ちたいものです。
心理専門家としてのスクールカウンセラーは、
子どもの心を教員に理解してもらうよう解説する役目があります。
その人と関わり、問題のあることや関係性を見立て、関わりを改善する。
そのためにカウンセリングのセンス(感性・技術・人間観・知見)を
フル活用しています。
このことは最近、ビジネスのコンサルタントやコーチングにも
通底するものだと思っています。
企業を取り締まる経営者さんなどにもお役に立てるでしょう。
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