2019年6月21日(金)
「思春期の親子の問題を考える」という題で、
勤務する山梨大附属中のPTAの主催で保護者に向けた講演会を行いました。
80名ほどの保護者が山梨大学の学校内にある赤レンガ館に集まってくださり、
我が子の思春期に向き合うヒントを得て帰ろうと熱いまなざしを感じました。
昨年にひきつづき2回目の同校での講演会で、
テーマの関心の高さがうかがえました。
講演を終わってから、
あれも伝えたい、これも伝えたかったと
連想がわきつづけました。
心も成長痛に悩まされる。
とシンプルな言葉が湧きました。
思春期の身体に成長痛という膝などの関節痛とかがあるように、
心(脳)にも成長に伴う痛みが生じているということです。
しかも、
本人だけでなく、心の成長痛は家族や他人をも巻き込む。
だから親は子どもへの対応に悩むのです。
「距離感」「話しかけ方」などの関わり方は、
我が子でありながらも???だらけ。
講演では、親子という関係だけでなく
男女(夫婦、異性の子ども)についても話ましたが、
いただいた時間の15分オーバーでも話したりませんでした。
熱いまなざしに動かされて、口もなめらかになりましたが、
どんな感想を持っていただけだろうか。
平日の昼間に関わらずご参加くださりありがとうございました。
講話をさせていただいた私としての感想は、
2時間じゃ足りないので、
連続の「親子の心の学校」のような
勉強会を企画していきたいと思います。
教育相談(カウンセリング)では、個の問題の話を聴く援助ですが、
勉強会は集団で参加者同士のつながりや学びが期待されるところです。
企画が形になりましたら、
当ブログでも発表いたします。
こんなことやってほしいという要望がありましたら、
コメントやメールをいただけたら取り入れたいと思います。
iamkasugan(a)gmai.com
(a)を@に変換ください。
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