2019年6月6日(木)のブログです。
最近は、通勤の道で薔薇の花をよく見かけます。
季節の花を見るのは心が和みます。
薔薇の愛好家は全国にいらっしゃるようですね。
山梨県のローズガーデンもけっこうあります。
花は綺麗でいい香りですが、ちくっと痛いのが薔薇の茎に生えているトゲです。
小学生の時の思い出は、
兵庫県伊丹市の瑞ヶ池(ずがいけ)公園のバラ園でかくれんぼなどで遊んでいて、
トゲが刺さったことを思い出します。
山川草木には当時の記憶を回想しやすい機能があると、書いていて思いました。
薔薇のトゲで連想することが人の心にもトゲがあるということです。
薔薇のようにわたしたちも外に向けて多少の棘が出ていることがあります。まるで自分を守るのよう
うに。
「あの人は、なんかとげとげしている」という表現もあります。
そして、外に向いている刺は想像しやすいのですが、人間の場合は困ったことに内側に棘が向いて、
自分の心を傷つけてしまうことがあります。
過去の自分の失敗、後悔がトゲ化しているのでしょう。
たとえば人とうまく付き合うすべとして覚えたことで、自分が周りに合わせて我慢して、無理に人に
合わせることで自分にトゲをさしてしまっているかのような人にカウンセリングの場で出会います。
自分の思いに素直になれず嫌なことを我慢していると、刺が自分に向いて刺さるかのように自分が痛
んできます。
自分に向いている刺を取り除く、削る、抜くように人との向き合いかたを変えることができること
が、カウンセラーがお手伝いできることかもしれません。
誰かの棘が刺さって痛んでる人もいます。見えない刺がささっているように感じたら、カウンセラー
にご相談ください。
- 関連記事
-
- 再会(No.144) (2019/09/29)
- きれいな自己顕示を習得したい (2019/09/06)
- 自他を傷つける棘 (2019/06/06)
- 平成天皇夫婦の物語に思う (2019/05/01)
- 最良の別れのために (2019/01/09)