2019年3月2日(土)のブログです。
2月9日のブログの続きを書きます。
1月27日(日)に参加した講演会からの学びを紹介します。
NPO法人山梨いのちの電話主催、厚生労働省補助事業
自殺予防講演会「ふれあいでいのちをつなぐ~苦しみを通しての成長~」
講師は諸富祥彦さん(明治大学教授・臨床心理士・日本トランスパーソナル学会会長)
前回ブログの最後に、
苦しみの意味を問う。確かめる。ということが心理カウンセリングではお役に立てる時があります。
じっくり自分のことを語り傾聴されることで、意味が見えてきます。
と書きました。
心理療法や心理カウンセリングと言われるものの相談をすることの効果は、
自分の内面に向き合いやすくする貢献があげられます。
講師の諸富祥彦さんは、
カウンセリングの傾聴は、自己を深めるために聴くと、命の働きを活性化すると話されました。
それから、自分の内面に向き合う時に一人で行うときは、集中力が持ちません。
3~5分しか真剣に考える集中がもたないのです。
うまく関わるカウンセラーには意識の集中度の保持機能があるということでした。
私はずっとカウンセリングの効果をどう説明すればいいかと迷ってきました。
講師の言葉は、
その迷いに光が差した思いがしました。
カウンセリングの傾聴は、自己を深めるために聴くと、命の働きを活性化する。
うまく関わるカウンセラーには意識の集中度の保持機能がある。
いかがでしょうか?
お役に立てれば幸いです。
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