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落語家に学ぶ人生とコミュニケーションの極意

2019年11月8日(金)のブログです。
今日は感動的な学びの機会に参加させてもらいました。

勤務校である駿台甲府中学・高校の文化講演会がありました。

講師は落語家の立川談慶さん。
立川談志が師の立川流落語の真打。
駿台甲府高校の2期生。
母校ならではの後輩たちへの熱い講話と落語が2席。

笑いあり、腑に落ちることありでしびれました。
中高生に落語で笑わせるというのは難易度が高いかと思いましたが、
そこは軽妙なトークでだんだんと引き込まれる魅力で、
ドカンドカンの笑いがありました。

高座の噺は「転失気(てんしき)」「金明竹(きんめいちく)」。
落語好きな人には有名な小話だそうですが、わかりやすいストーリーでした。

落語の真打さんがどういう講演をされるか。
落語家の語る教育というのでわくわくしました。

メモしたことを書き起こしてみます。

落語というのは、「人間の業(失敗)の肯定」という師の談志の言葉。
有名女性下着メーカーの幹部候補社員から脱サラして談志師匠に入門する。
落語の修行制度は「松下村塾」のシステムに習って、
上納金を払って師匠の元で学ぶ。
談志曰く、
「弟子は俺を快適にしろ」ということで、お金を払って師匠の世話をしながら所作を身に着ける。
落語の噺を50話・100話と覚えていく。
前座名は「立川ワコール」(笑)

修業とは形あるもの(型)を身に着けること。
落語を聴くとコミュニケーションスキルがアップする。
どうすればアップするか。
その極意は、間(距離)と想像力でうめるのがコミュミニケーションの極意。


9年半も前座でいてなかなか昇進できない自分を分析して、失敗したことからわかったこと。
コミュニケーションは会話。会話の基本は聴くということだけど、
受動的に聞くのではなく、主導権を自分にもち、攻めの姿勢で聴けということ。


攻めの姿勢で聴けば、相手との距離(間)が自然と近くなり、
授業を聞くにも自分から内容に関心をもって聞ければ学習の成績にもいい。
受動的に聞くことから主導権をもって聞くというポイントの切り替えが大事だよ。


「どうすれば自分の好きなことを仕事にできるか」
自分はサラリーマンをやりながら落語をやろうとしていたが、
30年前に福岡の吉本でカンニングや博多華丸大吉と一緒にライブをやっていた。
彼らは自分とは違い、笑いで生活していくと覚悟があった。
サラリーマンやりながらの自分は笑いが弱かった。
だからどうしても落語家になりたかったので、
一流企業のサラリーマンとしての好待遇をやめて、立川談志の弟子になった。


落語家が自分の履歴を語ることや、
人生の大事な点を説くのを聞くのは珍しいことだと思います。
立川談慶さんは、知的能力が高く社会的にも有能な人が長い下積み生活から、
苦境の中でもがきながら自分の好きなことを追い求めて成り上がってきた。
話が具体的で想像しやすく分かりやすく腑に落ちました。

迫力ある感動的な学びでした。
確かに落語を聞くとコミュニケーションの間や想像力が活性化すると思います。

聞いた落語の噺はyoutubeに別の落語家のがありますので、
よければ聞いてみてください。
 



ありがとうございました。
(No.155)

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春日 徹男
(臨床心理士/公認心理師)

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