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不登校ということ(No.136)

2019年9月14日(土)のブログです。
昇仙峡からの富士

不登校新聞(NPO法人 全国不登校新聞社)という媒体をご存じの方は少ないと思います。
不登校新聞のサイトはこちら

先日、NHKの「逆転人生」という番組で編集者が出ていました。

最新のトピックスでは、


依存症の第一人者である精神科医の講演記事が紹介されていました。
保護者や子どもにかかわる人々には参考になるので一読をおすすめします。


不登校経験者が記者や編集に携わっている組織なのですが、
一時は購読者数が激減し廃刊の寸前までいっていたとのこと。
この新聞の体験者の声や援助の専門家の記事で救われた保護者や当事者もいます。


ちなみに不登校とは、病気や経済的事情を除いて年間30日以上在籍する学校を欠席している状態のことです。
全国の不登校の人の数は144万人もいるのです(国の発表)。
不登校の定義がされるまで、学校恐怖、登校拒否、怠学など様々な言葉で表されてきました。

誰もわが子やクラスの子が不登校になるとは思ってはいませんが、
なるときはなってしまうもの。


30年前に小学生だった頃に、クラスメイトが長期欠席していたのを覚えています。
その子のためにクラスで寄せ書きしたり、
たまに登校したときはみんなで声をかけたり安心したりした思い出があります。
結局はそのまま学年が変わって卒業もして、その子がどうなったかはわかりません。


スクールカウンセラーになった今は、
不登校になりかけな生徒から、なってしまった生徒、
不完全ながらも学校復帰してきた生徒などさまざまな段階の支援をしています。

子どもに会えない場合は、葛藤を抱える保護者を勇気づける、
子どもの状況を理解できるように心理学的な情報を与えるなどの支援があります。
そうこうしているうちにひょんなきっかけで子どもが登校を再開していくことがあります。

こうすれば絶対不登校は治りますという考えにはなかなかなれません。
不登校を治すというよりもよりよく生きるための支援が必要ではないかと考えています。
不登校の時期は本人にとって家族にとって、大切な人生の学びの時期です。

いじめを受けた場合など命がけで、死ぬ思いしてまで学校に行く必要もありません。
クラスや学校が安心・安全と思えるように環境調整をする必要も出てきます。

ケースバイケースでその不登校が意味するものを理解するという視点を、
もって関わったほうがよいと思います。
身近にスクールカウンセラーや心理の専門家がいる場合は、
相談なさることをお勧めします。

中学校には全校配置され、校区の小学校も要請すれば相談に乗ってもらえます。
各地教育センターなどにも臨床心理士がほぼ配置されていますので、
活用されてみてください。


子どもの時代の心の傷は、
後々の人生にも影響が出るので早期にケアされる必要があります。

ありがとうございます。




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