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自燈明・法燈明 

2019, 02. 15 (Fri) 23:00

2019年2月15日(金)のブログです。
今日は勤務する公立中学校で道徳の授業の時間をいただき
1年生と2年生に各50分ずつのお話をしました。(ご依頼受けて)
小規模校なので各学年30名前後です。

道徳という意味を利かせてスクールカウンセラーが話すには、
どんなテーマが合うんだろうと3週間ほど考えました。
この間に担当の先生に生徒たちの様子、学年のカラーなども
ヒアリングしながら考えました。

その意味を見出すのと、12歳から14歳の中学生の心に響かせるには
どういう展開がいいのかなども考えました。
しかも昼ご飯前の授業と、昼ご飯後の授業。
空腹と眠気で話は入らないのは自分の中学生時代の経験からも難易度のある時間です。

さぁ、あなたならどうします?

私はできるだけ五感の多くを活用すること、
書くこと、生徒に声を出してもらうことをしようと思いました。
そして最近意識する立体話法というものを意識して、
詩や映像を使い、今のひとりひとりの心に届くように構成したつもりです。
またyoutubeという現代文明のツールをそれに利用しました。

このツールの利用によって映像は家に帰って、
また見直しもらうことができると思ったからです。

内容はまた改めて書くとして、
テーマは「よりよく生きる心理学」としました。

生徒たちの5行程度の直後の感想文を読ませてもらいました。
それぞれの直面することに響いたり、
今後の人生の役に立てたいというコメントを多くもらいました。

たとえば、
「何気に聴いていた曲の詩にいろんな大切な言葉が入っていました」
「自分の中に光があることを知りました」などなど。

過去のブログでも紹介したかもしれませんが、
私の座右の詩歌があります。


中学生の自己確立の途中にぴったりな映画でもあり、
自分の中にわたしのたいせつなものや可能性があるということが
表現されています。

この詩から連想されるのは、
仏教の開祖釈迦が死期を意識したときに弟子たちに伝えたとされるメッセージです。

「自燈明・法燈明」です(←クリックするとwikipediaの意味が説明されたページに飛びます)

自らをよりどころとして釈尊の教え(仏法)を頼りにせよ。
というような意味です。

自分の中にある光に気づき、
光の力を優しく強くして、
自他の幸福を得られますようにとのメッセージを伝えることができました。

よりよく生きるために、一生に残る50分であったら幸いです。

合掌。


自分の好きな空間で過ごす 

2019, 02. 13 (Wed) 23:20

2019年2月13日(水)のブログです。

今日は公立ではない(?)中学校の教育相談の勤務でした。
教育相談室という専用の部屋が一室いただいていることで、
気分的にどっしりと落ち着いて自分のスタイルで仕事ができる日であります。

ほぼ自分専用の場所で仕事できるって、本当にありがたいのです。
それが、来談される相談者にとってもいい影響が波及していると思います。

わたし的に自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるように
部屋をしつらえています。

そのひとつが相談室前に日めくりカレンダーを掲示していることです。

今日は13日です。 あいだみつおのカレンダー(リンクの商品は違うものようです)
は以下の画像の「道」という詩でした。
このカレンダーの中で最もお気に入りの詩です。

自分のやりたいことを一つ、
やり続けることで迷いながらも一本の道を歩めてきました。
自然と感謝の念が思い浮かびます。

観音様や仏様のような人々を元気づける癒しができるように、
これからも精進してまいります。

今日は子育てと仕事のことで相談に来られた保護者と深ーい「道」の話ができ、
愉しかったです。

自分の場を与えられていることに感謝です。

自分の好きな場所で過ごすということを習慣にしてますか?

一途に一本道 みつお

苦しみを通しての成長(1) 

2019, 02. 09 (Sat) 16:19

2019年2月9日(土)のブログです。
前日の天気予報では山梨は雪⛄の予報でしたが、
茨城や栃木などの北関東に雪雲はいっちゃったようです。

山梨で雪が降るのは南岸低気圧の位置次第らしく
予報も難しいので事前の雪予報は外れも多いです。
(ここ数回は外れたり小雪程度)

今日は1月27日(日)に行った講演会からの学びを紹介します。
NPO法人山梨いのちの電話主催、厚生労働省補助事業
自殺予防講演会「ふれあいでいのちをつなぐ~苦しみを通しての成長~」
講師は諸富祥彦さん(明治大学教授・臨床心理士・日本トランスパーソナル学会会長)

日本の自殺者は毎年3万人ほどという統計です。
この統計も本当??かどうかはさておいて、
自ら死を選択する人が万を超えるのは間違いないでしょう。

私の周囲でも自殺のことはたまにききます。

そのたびに何とかならなかったかという残念があります。

死にたいほどつらい思いを持つということは私の人生でもありました。

生きてるって何の意味があるの?と当時は思いました。

今はその苦しみを通り抜けることができました。

サブタイトルの「苦しみを通しての成長」は本当にそうだと思います。

">諸富祥彦さんの著書も数冊読んだことがあります。
当日自薦された本は「孤独の達人」PHP新書です。



生老病死に苦が存在すると説いたのは仏教の釈迦です。
科学技術の進歩をして人間の生活は物質的に楽ですが、
人の苦痛は2500年前とそう変化はしていないと思います。

人間釈迦の説法に出てくることは今にも通じるもんです。
原始仏教については ">中村元(はじめ)さんの本は読みやすかったです。

苦しみは避けられないものとして、向き合ったり回避してみたり抑えつけてみたり、
することも時には重要です。いのちあってこそです。

苦しみの向こうに明るい未来があることも真理だと思います。

苦しみの意味を問う。確かめる。ということが心理カウンセリングではお役に立てる時があります。

じっくり自分のことを語り傾聴されることで、意味が見えてきます。

今日はここまで。

近いうちにまた続きを書きます。
諸富いのちのT講演1

キンダーカウンセラー 幼稚園の心 

2019, 02. 05 (Tue) 23:35

2019年2月5日(火)のブログです。

今年の山梨は今のところ暖冬傾向だそうです。
今日は出勤のために歩いていると梅の香しいにおいが鼻に入ってきました。
見上げると立派な梅の木があり、花が6~8分咲でした。
IMG_0469.jpg
梅の甘い香りは心を和ませてくれますね。
バニラにも似た感じがあります。

今日は幼稚園で心理支援をするという仕事でした。
いわゆるキンダーカウンセラーというものです。
認知度はスクールカウンセラーよりさらに低いと思われます。
導入している園や雇われている心理士の実数も少ないでしょう。

どんな活動か?
3~5歳の幼稚園児が遊んでる中に入って、
遊びに混ぜてもらいながら観察をしています。

観察するのは主に先生方から、行動が気になり支援が必要だと思われる園児のことで、
近況を伺ってから、その子に声をかけて、実際と聞いてた印象の照合をしたりして、
どんな風な行動をどんなとき(状況)にしているのかを確かめるようなことをしています。

多動で友達を突き飛ばすことがみられたといっても、
その子のそうする理由は多数あるのだろうと思います。
どうすればその行動が止んで他の園児たちと、
より健康的(安心・安全・対等)な関わりが持てるだろうかという支援方針を検討してみます。

子どもの問題行動は保護者の子への関わり方が影響している。
と言い切りたくもなるのですが、どうでしょうか?
そういっては保護者を悪者にしてしまいかねません。

子どもにどうかかわってやればよいか、
保護者も不安やストレスを感じての育児であることが多いと感じています。

育児に関する情報はテレビやインターネット、育児書などたくさんあり、
玉石混交、情報の洪水で取捨選択が難しいです。
その子、家庭にあった情報でなかったときの不幸は・・・悲しいものです。


育児の原理 長年小児科医として育児に関わってきた医師の本。
やさしくシンプルなメッセージで育児の営みの様々な疑問が解消されると思います。

育児書やネットでこう読んだけど、合っているか。
安心して心理士や育児の専門家に尋ねて、
そのままのわが子を見つめられるにはどうしていけばいいか検討しています。

保護者も子どもも安心して親子関係を育めるような支援を、
園の先生たちとも協同でアプローチしています。


立春 

2019, 02. 04 (Mon) 23:58

2019年2月4日(月)立春の日のブログです。
暦(こよみ)では春の始まりということです。
今日は河口湖での仕事でした。

画像のように強風で雲の動きが面白いのでした。
「立ち上る雲」のような勢いを感じました。
新年度に向けて勢いをつけていこうという気持ちになりました。
私は目に映る光景に意味を感じたり、意味付けをして行動選択の材料にしています。
立春という節目にいい光景を見させていただきました。

人の一生は苦しみを内在しているもので、
仏教の開祖の釈迦は生老病死に苦があると説いたそうです。
苦しみからの解放を常に求めているのが人であると思います。


苦しんでいい。

苦しむのは当たり前なのだから、苦しみに向き合う中で幸福を見つける。
その連続が人生という風に考えています。

先日、小学生のお母さんのカウンセリングで、
ご自分の人生の苦しみの解放を報告くださいました。

自分の中での家族に対する憎しみや怒り。
それを感じてしまう自分の苦しみがありました。

カウンセリングでは、
憎しみや怒りを思い浮かぶまま紙に書き出してと宿題を出させていただきました。
帰宅した後、寝る前に書き出しているうちにふっとその家族のことを許せたそうです。

そのあとに時間を共に過ごしていても今までのような怒りの感情が浮かばなくなったようです。
紙に書き出すことで、苦しみからの解放という自己治癒力を引き出したのだと思います。

相手を許し、自分を許すということが発生したのでしょう。

人が苦しみから解放される。
苦しみは自分の中にありつづける念。

虚心に向き合ってみると、雲が散り霧が消えるように解放が生じることもあります。
風が吹くと苦しみの雲が動き形を変えるといえるかもしれません。

カウンセリングの一回にひとつでも、
ほんの小さな苦しみに変化が起こることを繰り返していくことが、
人が幸せを自身の内側に発見したり、今ある幸せに気づくことにつながるのでしょう。

立ち上る雲の富士山